2025年7月、パリのサザビーズで開催されたオークションで、ジェーン・バーキン本人が長年愛用していた「初代バーキン」が落札されました。
落札価格は、なんと約14億7000万円です。
ハンドバッグ史上最高額となり、世界中の注目を集める一大ニュースとなりました。
なぜバーキンは、これほどまでに人々を惹きつけ、桁違いの価値を生むのでしょうか。
本記事ではその理由に迫るとともに、資産性の高いバーキンの特徴や賢い買い方についても解説します。ぜひ最後までご覧ください。
目次
【史上最高】約14億7000万円で日本人に落札されたバーキンとは?

2025年7月、パリのサザビーズで行われたオークションで、ジェーン・バーキン本人が長年愛用していた初代バーキンが落札されました。
その金額は858万2500ユーロ(約14億7000万円)にものぼりました。
ハンドバッグとしては過去最高額であり、ファッション史に新たな記録を刻みました。
ジェーン・バーキンはこのバッグを日常的に愛用し、飾らず自由に使いこなし、チャームやステッカーを付けるなどして自分のスタイルの一部として楽しんでいました。
このバッグは特別な意味を持っていたものの、今回のオークションはバーキンの存在そのものが持つ魅力や文化的価値を世界に改めて示した、象徴的な出来事でした。
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の銀座店へのアクセス方法
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の資産価値の高い人気のエルメスバーキンのバッグ
バーキン誕生の瞬間と、世界を魅了したスタイルとは
ここでは、落札されたバーキンの価値を知る手がかりとして、ジェーン・バーキンとバーキンバッグの出会い、そして世界が注目した彼女ならではの使い方を紐解いていきます。
バーキンバッグの運命的な誕生ストーリー
1983年にパリ行きの飛行機で、ジェーン・バーキンは偶然にもエルメス社長ジャン=ルイ・デュマの隣に座りました。
彼女のかごバッグから荷物がこぼれる様子を見たデュマが「もっと実用的なバッグを持ったら?」と声をかけると、ジェーンは「美しくて荷物がたくさん入るバッグなんて、どこにもないわ」などと返しました。
その率直な発言に耳を傾けたデュマは、彼女の理想を機内の袋にスケッチし、後日、その要望を形にしたバッグを贈り、「バーキン」という名を冠することを申し出ました。
こうして誕生したバーキンは、彼女の人生に寄り添いながら、やがて世界中を魅了する特別なバッグとなったのです。
ジェーン・バーキンの”人生”を映すバーキンの使い方
1984年、ジェーン・バーキンの名を冠したバッグがエルメスから発表されると、瞬く間に注目を集めました。
それは、彼女がすでに「自由で美しい生き方」を体現し、世界中の憧れの的だったことも影響しています。
1970年代、ジェーンは流行や時代にとらわれず自然体のファッションを楽しみ、プライベートもパーティーもかごバッグを手にしていました。


出典:https://www.harpersbazaar.com/jp/fashion/celeb-fashion/g44554506/jane-birkin-230716-hb/
舞台や映画の華やかな世界に身を置きながらも、気取らず親しみやすいその姿に多くの人が魅了されていたのです。
その後、母となり生活が変わる中、エルメスの社長であるジャン=ルイ・デュマとの偶然の出会いからバーキンが贈られ、生涯にわたって愛用しました。
希少かつ高価であるバッグも、彼女は「どうするかは自分次第」と言わんばかりに自由に使いこなし、その魅力さえ引き出していました。
また、世間の視線を集める特別なバッグだからこそ、ジェーンはその注目を借り自らの信念や祈りをそっと託しました。
ユニセフのシールやアウンサンスーチーのステッカー、日本の御守りなどを飾り、時にはチャリティのために手放すことさえあったのです。


出典:https://madamefigaro.jp/fashion/240623-jane-burkin-14-hermes.html
職人の技が宿る美しいバッグの価値を認めながらも、他の人の幸せも願う温かなバーキンの使い方が多くの人の心を惹きつけました。
高価であることにとらわれず、自分らしさを貫くスタイルと哲学が、今もなお世界中の人々の心に息づき語り継がれています。
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の銀座店へのアクセス方法
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の資産価値の高い人気のエルメスバーキンのバッグ
さらに深く知る、バーキンの価値が高い”3つ”の理由

ジェーン・バーキンの生き方が物語るように、バーキンはただの高価なバッグではありません。
その価値が今もなお支えられている理由をさらに深く知るために、3つのポイントをお伝えします。
熟練職人の手による希少品
バーキンは、フランスのアトリエで熟練した職人が最初から最後まで一人で仕上げる、大量生産ができないバッグです。
エルメスの姿勢は「作品に責任を持つ」というブランドの伝統に根ざしています。
約40年にわたる経験の中で技術を研ぎ澄ませ、細部にまで目を配りながら貴重なアドバイスを惜しまない指導者のもと、こうした技が受け継がれています。
完成するバッグの数はごくわずかに限られてはいるものの、卓越した技術が人々を惹きつける美しい仕上がりを生み出しています。
高い品質と耐久性
バーキンに使われるレザーは、傷やシワ、色ムラ、手触りまで厳しく選び抜かれ、均質でありながらも自然の個性を残した最高級のものだけが採用されます。
ステッチの幅やテンションはすべて一定で、コバ(縁)の滑らかさも徹底して管理されています。
こうした品質管理のおかげで、10年、20年と使い続けても美しいまま保つことが可能です。
毎日のように使っても型崩れせず「本当に丈夫で安心して使える」という人もいれば、母から譲り受け「お手入れを重ねながら大切にしています」という方もいます。
「最初は高いと思ったけれど、何十年経っても現役で使える」という声もあり、バーキンが“特別な一生もの”として愛され続ける理由を物語っています。
世界的な根強い需要
供給量が限られている一方で、バーキンを求める人は世界中に存在します。
時間とお金をかけても、手に入れられるチャンスはごくわずかです。
また、今回の初代バーキンが約15億円で落札されたニュースは、バーキンが文化的・資産的価値を持つ「特別な存在」であることを改めて示しました。
もちろん、この金額は特殊な背景を持つ一点ものだからこそです。
しかし、一般的なバーキンでも人気のカラーや素材、良好な状態のものであれば、長年使った後でも高値で取引されることは珍しくありません。
定番カラーや希少モデルは、引き続き安定した価値を維持する可能性が高いとみられています。
また、限定カラーや特別仕様のモデルは市場に出回る数が少なく、コレクターの間で高値で取引されるケースも珍しくありません。
こうしたコレクター心理もまた、バーキンの価値を長期的に支える要素のひとつといえるでしょう。
▶︎LUXARIA(ラグザリア)で出会える資産価値の高い人気のエルメスバーキン
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の銀座店へのアクセス方法
“あなたらしさ”とバッグの価値を両立するバーキンの選び方

バーキンの魅力である色・素材・サイズごとの印象や資産価値の違いについて解説します。
色:エトゥープやノワール、ゴールド
ノワール(深みのある黒)やエトゥープ(上品なグレージュ)、ゴールド(温かみのあるキャメルブラウン)は、どんな装いにもなじむ万能なカラーです。
欲しい人が後を絶たず、リセール価格も安定しています。
一方で、以下のようなのような通好みの色も人気です。
・グリメイヤー(霧がかったようなニュアンスグレー)
・ローズサクラ(やさしい桜色)
・ナタ(ミルキーなアイボリー)
・クレ(明るく清潔感のあるホワイト)
万能でありつつ持つ人の個性を引き立てるため、高く評価されることもあります。
バーキンは色展開が豊富なため、服との調和や季節感を大切にするなど自分の好みや基準を優先して選ぶ方もいます。
▶︎LUXARIA(ラグザリア)で出会える資産価値の高い人気のエルメスバーキン
素材:トゴやエプソン、スイフトなど
初めてのバーキンなら、傷が目立ちにくく丈夫な「トゴ」は安心感があります。
軽くシャープで都会的な印象を求めるなら「エプソン」、味わいを楽しむならしっとりとしたやわらかい「スイフト」などもおすすめです。
さらに、コレクターからも高い人気を集めるのがエキゾチックレザーです。
クロコダイルやオーストリッチなど希少な素材を用いたバーキンは、一点ものの特別感が強く、資産性も高いとされています。
希少なバーキンを探している方や、コレクション目的の方に選ばれています。
▶︎LUXARIA(ラグザリア)で出会える資産価値の高い人気のエルメスバーキン
サイズ:25や30、仕事や旅行には35や40も
30cmは人気が高く、日常使いしやすい上に見た目と収納力のバランスが抜群です。
25cmは女性らしく特別感があり、パーティーシーンにもぴったりです。
35cmや40cmは、書類やPCも入り、ビジネスや旅行に最適でしょう。
サイズが洋服や雰囲気に合うか確かめたい場合には、実物をお手にとって比較してみるとバーキンのあなたらしい使い方のイメージがぐっと湧きやすくなります。
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の銀座店へのアクセス方法
▶︎LUXARIA(ラグザリア)で出会える資産価値の高い人気のエルメスバーキン
高需要の“バーキン”を確実に手に入れるには?
バーキンの魅力を知ってからは、どうやって手に入れるかを考えることが必要です。
バーキンは供給量が限られており、かつ世界的な需要が高いことから正規店での購入は非常に困難であるためです。
実際に「何度も通っているのに一度も見かけたことがない」という声も多く聞かれます。
数百万円〜1000万円以上の他の購入実績を積んだり、“エルパト(エルメスパトロール)”と呼ばれる店舗巡りを重ねても、必ず出会えるとは限りません。
「もう一生手に入らないのではないか」と諦めたくなるほど出会えることが少ないのが現状です。
そのため、近年は確実に理想に近いバーキンを手にするために信頼できる二次流通を現実的で賢明な選択肢として選ぶ方が増えています。
もし、旅行やイベントなど使用の目的やタイミングが決まっていれば、二次流通ならその夢を叶えるお手伝いができます。
《ラグザリア》は買取実績も豊富な、人気のバーキンをはじめエルメスなどのバッグを実際に手にしながら選べる専門店です。
銀座駅から徒歩圏内の実店舗では、質感やサイズ感をじっくりと確かめていただけます。

「比較しながら最適なモデルを選びたい」「自分の雰囲気に合うかを確かめたい」という方にも、とてもご好評いただいています。
お支払い方法の相談はもちろん、お手入れのコツや保管方法まで、スタッフが丁寧にご案内しますのでどうぞお気軽にお尋ねください。
選ぶ時間も安心して楽しめるような、特別なひとときをお過ごしいただけます。
なお、すべての商品はプロの鑑定士が真贋をしっかりチェックしておりますので、安心してご検討ください。(品質について)
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の銀座店へのアクセス方法
▶︎LUXARIA(ラグザリア)で出会える資産価値の高い人気のエルメスバーキン
【参考】価値を落とさないためのバーキンの保管・お手入れ方法

バーキンは、使わないときは付属の布袋に入れ、湿気の少ない風通しのよい場所で保管しましょう。
バッグの中には専用の詰め物を入れて型崩れを防ぎ、直射日光や過度な乾燥も避けるのがポイントです。
使用後は柔らかい布で軽く拭き、雨に濡れたときはすぐに水分を取ることが大切です。
さらに、数年に一度は専門のメンテナンスサービスでクリーニングやリカラーをしておくと、美しい状態を長く保てるだけでなく、資産価値も守りやすくなります。
ほんの少しの手間で、バーキンは長くあなたの人生に寄り添ってくれます。
今できることを重ねながら、価値を守り、バーキンとともに歩む時間をぜひ楽しんでみてください。
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の銀座店へのアクセス方法
▶︎LUXARIA(ラグザリア)で出会える資産価値の高い人気のエルメスバーキン
まとめ
ジェーン・バーキン本人のバッグが約15億円で落札されたのは、そこに特別な物語が宿っていたからに違いありません。
どんな時も自分らしく人生を歩み続けた彼女の姿が、バーキンに唯一無二の輝きを与えました。
そして今もなお、どのバーキンも持つ人の品格や自信を引き出し、人生に寄り添う「一生もの」の価値を秘めています。
また、希少性、職人技、高品質、文化的な価値、そして世界的な需要、 これらも複雑に絡み合い、バーキンは他のバッグとは一線を画す特別な存在となっています。
ちなみに、バーキンを正規店で購入したいと考える方も多いかもしれません。
しかし現実には、エルパトと呼ばれる店舗巡りや、高額な購入履歴を重ねても理想のバッグと出会える可能性は非常に低いといわれています。
だからこそ、真贋鑑定済みで信頼できる二次流通は現実的で安心できる選択肢として多くの方に支持されています。
《ラグザリア》は買取実績も豊富な、人気のバーキンをはじめエルメスなどのバッグなどを扱う専門店です。

銀座店では、バーキンの質感や色味、サイズ感を実際に手に取りながら、あなたのペースでじっくり選ぶことができます。
最近ではロレックスなどの高級時計も取り扱いを開始し、ジェンダーレスにお楽しみいただけます。
公式オンラインショップも更新しているので、ご自宅で比較・検討することも可能です。
叶えたい雰囲気をイメージしながら、理想のバーキンに出会うためにぜひ一度ご覧ください。
もし、気になるアイテムのサイズ感や持ったときの印象などで迷われている際は、実際に合わせてみて確かめてみるのがおすすめです。
銀座の実店舗では、経験豊富なスタッフがご案内いたしますので、どうぞお気軽にお声がけください。
▶︎LUXARIA(ラグザリア)の銀座店へのアクセス方法
▶︎LUXARIA(ラグザリア)で出会える資産価値の高い人気のエルメスバーキン




